Wi-Fiの速度を上げる12つの方法!遅いときの対処方法と原因を紹介
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
Wi-Fiの速度は使用方法や利用環境、回線契約などのさまざまな原因によって変化します。Wi-Fi環境を構築しても快適な速度が出なかったり、不安定になったりするトラブルは少なくありません。
パソコンでもスマートフォンでも快適に使えるようにWi-Fiの速度を上げられる可能性があります。この記事ではWi-Fiの速度を上げる方法を網羅的に解説します。Wi-Fiの速度が遅くなる原因も理解して適切な対処をしましょう。
Wi-Fiの速度が遅い場合、考えられる原因

Wi-Fiの通信速度が遅いときには、以下のようにさまざまな原因が考えられます。
- インターネットの最大速度が遅い
- Wi-Fiの電波状態が悪い
- Wi-Fiルーターとデバイスの間に遮蔽物がある
- 電波干渉が起きている
- Wi-Fiの規格が古い
- デバイスの無線接続速度が遅い
- 接続方式が古い
- Wi-Fiルーターやデバイスに不具合が発生している
- Wi-Fiルーターやデバイスが最新の状態ではない
- 同時に多数のデバイスで利用している
- Wi-Fiの回線が混み合っている
- インターネットの通信障害が起きている
複数の原因が重なっていてWi-Fiの速度を著しく低下させている場合もあります。Wi-Fiの速度を上げるには原因に基づく包括的な対応が必要です。
Wi-Fiの速度を上げる12つの方法

Wi-Fiの速度を上げる方法にはさまざまなやり方があります。ここでは、効果が上がりやすい方法をまとめました。相乗効果も期待できるので、すぐにできることから取り組んでみましょう。
光回線を利用する
Wi-Fiに使用しているインターネット回線を見直すことは、通信速度を上げるための直接的な方法です。最大通信速度はインターネット回線の種類や接続環境によって異なります。
Wi-Fi環境を構築するときによく用いられる光回線、モバイルWi-Fi、ホームルーターの最大通信速度を比較すると以下のとおりです。
| 回線の種類 | 最大通信速度 |
|---|---|
| 光回線 | 1Gbps~10Gbps |
| モバイルWi-Fi | 150Mbps~3.9Gbps |
| ホームルーター | 2Gbps~4.2Gbps |
光回線では最大10Gbpsもの高速通信が可能で、安定した通信環境を提供します。モバイルWi-Fiやホームルーターは無線通信を使用しているため、光ケーブルで有線接続をする光回線と比較すると、インターネット通信の速度が不安定になる場合があります。
Wi-Fiの速度に不満があり、光回線以外の回線を利用してWi-Fi環境を構築している場合は光回線への乗り換えを検討してもいいでしょう。
IPv6(IPoE)に変更する
Wi-Fiの速度はIPv6で接続すると、IPv4で接続するのに比べて改善される可能性があります。IPv4やIPv6はインターネットプロトコル(Internet Protocol)の通信規格です。IPv4を使用している場合には、新しいバージョンのIPv6に変更するとWi-Fiの速度を上げられる可能性があります。
IPv6では従来のIPv4によるPPPoEだけでなく、IPoEによる接続方式にも対応しています。IPv6(IPoE)でのWi-Fi通信にはインターネット回線業者とプロバイダーへの申請と、IPv6(IPoE)対応の通信機器の手配と設置が必要です。
しかし、IPv4だった場合に比べるとIPv6に切り替えればWi-Fiの速度を上げられるので検討してもいいでしょう。
Wi-Fiルーターの場所を工夫する
Wi-Fiの速度を上げる方法として、Wi-Fiルーターの位置を変えることもおすすめです。Wi-Fiルーターを設置している場所と使用するデバイスの位置関係によって速度が下がる場合があります。Wi-Fiルーターはどこに置いても同じパフォーマンスを発揮するわけではないので気をつけましょう。
Wi-Fiルーターとパソコンやスマートフォンなどのデバイスの間に障害物があると電波が遮蔽されて通信環境が悪くなります。金属や水などはWi-Fiの電波を届きにくくする原因になります。
床や壁によってWi-Fiの通信が遮蔽される場合もあるので注意が必要です。距離が離れるだけでも電波が弱くなって、Wi-Fiの速度が低下する原因になります。
そのため、Wi-Fiルーターの設置場所には気を付けるようにしましょう。
周波数帯を切り替えてみる
Wi-Fiの速度を上げる方法には周波数帯を変更するやり方があります。現行のWi-Fiでは2.4GHzと5GHzの周波数帯が使用されています。2.4GHzと5GHz は電波の周波数が違うため、通信速度や通信範囲などに影響する要因です。Wi-Fiの周波数帯による違いを比較すると以下のようになります。
| 周波数帯 | 通信速度 | 通信範囲 | 障害物による遮蔽 | 電波干渉の影響 |
|---|---|---|---|---|
| 2.4GHz | 遅い | 広い | 強い | 受けやすい |
| 5GHz | 速い | 狭い | 弱い | 受けにくい |
2.4GhzのWi-Fiは5Ghzの周波数帯に比べると通信を妨げられにくいのが特徴です。より広範囲に電波が届き、障害物による遮蔽には強い周波数帯です。
Wi-Fiルーターからの距離が遠かったり障害物が多かったりする環境なら、2.4GHzを選ぶと通信が安定するでしょう。一方で、電波干渉の影響が強い環境では5GHzにすると通信速度があがることが期待できます。
ただし、Wi-Fiの契約内容によって両方を選べるか、一方のみしか選択できないかは異なります。両方を選べる場合には周波数帯を切り替えて違いを確認するのがおすすめです。
Wi-Fi中継器の設置やメッシュWi-Fiの構築をする
Wi-Fiの接続環境を改善して速度を上げる方法として、中継器を設置したり、メッシュWi-Fiにしたりするのは有効です。Wi-Fiの電波が届く範囲はルーターだけでは限られてしまいます。しかし、中継器を設置すると、Wi-Fiルーターとデバイスの間での通信を中継器が橋渡しします。
より広い範囲でWi-Fiを利用できる環境を構築できる方法です。複数の中継器を設置すると遮蔽物が多くてWi-Fi環境を構築しにくい家でも快適な通信ができます。
メッシュWi-Fiとは無線LANルーターの親機と複数の子機を組み合わせて、Wi-Fi通信をどこでもできる環境を構築する方法です。網目状に通信経路を設計することで、どこにいても快適な環境で通信できるようにします。
中継器の活用やメッシュWi-Fiの構築は、リビングではWi-Fiの速度が十分だけれど、寝室では遅いといったときに速度を上げる方法として有効です。Wi-Fiルーターから離れていたり、遮蔽物があったりしているのが原因でWi-Fiの速度が下がっていると考えられるときには、中継器やメッシュWi-Fiを活用しましょう。
LANケーブルを見直す
Wi-Fiの速度を上げるには、無線LANルーターに接続しているLANケーブルの規格の見直しが効果的な場合があります。LANケーブルはどれも同じではありません。LANケーブルの規格によって最大通信速度と伝送帯域が異なります。
特にWi-Fiの速度が気になっている場合には、Wi-Fiの無線LANルーターに接続しているLANケーブルの見直しがおすすめです。規格の違いによってLANケーブルの最大通信速度は以下のように違います。
| 規格 | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
|---|---|---|
| CAT8 | 40Gbps | 2000MHz |
| CAT7 | 10Gbps | 600MHz |
| CAT6A | 10Gbps | 500MHz |
| CAT6 | 1Gbps | 250MHz |
| CAT5e | 100Mbps | 100MHz |
たとえば、1Gbpsの光回線を契約してWi-Fi環境を構築している場合には、CAT5eのLANケーブルでは速度が足りなくなる可能性があります。10Gbpsの光回線ではCAT6でもLANケーブルが原因で通信速度が低下することがありえます。
Wi-Fiの速度はLANケーブルによる影響を受けるので、無線LANルーターに接続しているLANケーブルの規格を確認しましょう。
Wi-Fiルーターの通信規格をアップグレードする
Wi-Fiルーターの通信規格が古くてWi-Fiの通信速度が遅い場合があります。Wi-Fiの規格はWi-Fi Allianceによって定められています。Wi-Fiルーターが古いと新しい規格に対応していなくて通信速度が遅くなるので注意が必要です。Wi-Fiの規格と最大通信速度、周波数帯の関係は以下のとおりです。
| 規格 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
|---|---|---|
| IEEE 802.11ax(Wi-Fi6) | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz |
| IEEE 802.11ad(WiGig) | 6.8Gbps | 60GHz |
| IEEE 802.11ac(Wi-Fi5) | 6.9Gbps | 5GHz |
| IEEE 802.11n(Wi-Fi4) | 600Mbps | 2.4GHz/5GHz |
| IEEE 802.11a | 54Mbps | 5GHz |
| IEEE 802.11g | 54Mbps | 2.4GHz |
| IEEE 802.11b | 11Mbps | 2.4GHz |
Wi-Fi6の登場によって無線LAN通信の速度は大幅に向上しました。Wi-Fi5でも速い通信が可能ですが、Wi-Fi4以前になると最大通信速度が大きく低下します。Wi-Fi4よりも古い規格のWi-Fiルーターを使用している場合には買い替えたほうが速度が改善するでしょう。
デバイスやWi-Fiルーターを再起動する
パソコンやスマートフォンなどのデバイス、Wi-Fiルーターを再起動するだけでも速度低下のトラブルが改善される場合があります。パソコンやスマートフォンではキャッシュが溜まっていたり、熱を持っていたりすると動作が不安定になる可能性があります。
Wi-Fiルーターもずっと使用していると熱などが原因で不調になることがあるので、普段よりもWi-Fiの通信速度が遅いと感じたときには再起動してみましょう。
パソコンはスタートボタンなどから再起動を選択すれば速やかにリセットできます。スマートフォンではサイドボタンの長押しによって再起動できる機種が多いですが、種類によって違うので取扱説明書などを参照して再起動方法を確認しましょう。
Wi-Fiルーターはリセットボタンがある場合もありますが、電源プラグを抜いて電源を切り、再度プラグを差し込んで再起動する仕組みが多いです。電源プラグの抜き差しで再起動する場合には、プラグを抜いてから10秒程度待ってから再起動するのが一般的なリセット方法です。
Wi-Fiルーターは機種によって再起動方法が違うので、取扱説明書で正しい方法を調べてから再起動しましょう。
ファームウェアのバージョンや接続設定を確認する
Wi-Fiルーターやデバイスのアップデートをしていなかったり、接続設定に問題があったりすると速度が下がる場合があります。Wi-Fiルーターでは本体が古くて新しいWi-Fi通信規格に対応できていないこともありますが、ファームフェアの更新をしていなかったために不具合が生じる場合もあります。
Wi-Fiルーターのファームウェア更新の通知が来ているときにはアップデートして最新の状態にしましょう。
パソコンやスマートフォンでもOSやデバイスのアップデートをしていないと十分なパフォーマンスが出ない場合があります。アップデートの有無を確認して、新しいバージョンがリリースされている場合には更新すると通信速度を改善できる可能性があります。
また、DNSの接続設定がWi-Fiの速度に影響を及ぼすこともあります。DNSとはDomain Name Systemの略称で、ドメイン名とIPアドレスを紐づけて使用するシステムです。
一般的にはDNS設定によって高速化ができますが、DNSサーバーの接続先によっては通信速度が低下することがあります。DNSサーバーを変更すればWi-Fiの通信速度が上がる場合があるので試してみましょう。
デバイスを買い替える
Wi-Fiの速度を上げるには、パソコンやスマートフォンなどのデバイスの見直しも重要です。パソコンやスマートフォンが古い場合、高速通信に対応していない場合もあります。
パソコンやスマートフォンのカタログや取扱説明書で仕様を確認すると、どのくらいのWi-Fi通信速度が最大で得られるのかがわかります。デバイスの通信規格が古いと、Wi-Fiルーターの対応規格が新しくても通信速度が遅くなります。
また、Wi-Fiルーターが古くて通信規格が最新のWi-Fi6やWi-Fi5に対応していない場合、速度が遅いと感じるでしょう。パソコンやスマートフォンだけでなく、Wi-Fiルーターのスペックも確認が必要です。
デバイスが古くて高速のWi-Fi通信に対応していない場合、本体の買い替えを検討しましょう。古い機種から買い替えることで総合的にスペックが向上し、快適にWi-Fiで通信できるようになります。
インターネットの種類を見直す
Wi-Fiの速度を上げるにはインターネットの種類を見直す方法があります。インターネット回線の種類によってWi-Fiの通信速度に違いがあるからです。光回線は固定回線を敷く必要がありますが、ホームルーターやモバイルWi-Fiと比較すると高速通信ができるメリットがあります。
通信速度の不満を感じた時点で乗り換えを検討しましょう。今までポケットWi-Fiを使用していたなら、光回線でWi-Fi環境を構築すれば大きな速度改善になる可能性があります。
また、同じ契約先でも料金プランの見直しをすれば通信速度を改善できる場合があります。契約先の料金プランも確認して、今の契約よりも通信速度が速いプランがあったら契約変更を検討しましょう。契約変更は乗り換えに比べると手間がかかりません。
インターネット会社を乗り換える
Wi-Fiの速度を上げるには、インターネット会社の乗り換えがおすすめです。インターネット回線の種類を変更する場合だけでなく、同じ種類の回線を使用する場合でも、乗り換えることでWi-Fiの速度が改善できる可能性があります。
Wi-Fiの通信速度は理論値が同じでも、利用するプロバイダーや通信事業者によって実測値が変わります。地域や時間帯によって回線の混み具合が異なるためです。たとえば、最大1Gbpsの光回線から別会社の最大1Gbpsの光回線に乗り換えるだけでも、通信速度が上がる可能性があります。
よくWi-Fiを利用する時間帯での実測値を比較して乗り換え先を選ぶと、快適な速度が出るWi-Fi環境を手に入れられます。実測値は公式には公表されていないことが多いので、口コミ情報を参考にして比較するのがおすすめです。
ただし、インターネット会社の乗り換えには違約金がかかる場合もあります。乗り換え先を選ぶときには、違約金相当額の割引があるインターネット会社を選ぶとよいでしょう。
さすガねっとでは乗り換え時に使えるお得なキャンペーンを開催している場合もあります。最新のキャンペーン情報はこちらからチェックしてくださいね。
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よくある質問
Wi-Fiの速度(Mbps)を上げる方法は?
Wi-Fiの速度(Mbps)を上げるには通信環境を改善するか、インターネットの契約を見直す必要があります。実測してみて遅いと感じたときには、Wi-Fiルーターの位置を検討したり、より高速な通信が可能な会社に契約を切り替えたりするのが効果的です。デバイスの不具合が原因のこともあるので、再起動してみるのもおすすめです。
快適に使える速度はどれくらい?
Wi-Fiが快適に使える速度は用途によって違います。以下のような実測値があれば問題なく利用できます。
| 用途 | 下り速度 | 上り速度 |
|---|---|---|
| Web会議 | 600kbps~3.8Mbps | 600kbps~3Mbps |
| 動画視聴 | 0.7Mbps~20Mbps | 10Mbps程度 |
| オンラインゲーム | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 |
| Webサイト | 1Mbps程度 | 1Mbps程度 |
| メールの送受信 | 1Mbps程度 | 1Mbps程度 |
Wi-Fiの電波を強くする方法はある?
Wi-Fiを強くするには、無線LAN端末とパソコンやスマートフォンなどのデバイスの距離を近くして、遮蔽物や電波干渉の影響がない環境にすることが効果的です。また、5Gよりも2.4Gのほうが環境の影響を受けにくくなります。インターネット契約を見直して通信速度の速い契約に乗り換えるのもおすすめの対策方法です。
まとめ
Wi-Fiの速度を上げる方法は多岐にわたっています。Wi-Fiの速度が遅い原因を特定して対処することが大切です。インターネット回線の速度が遅い場合もありますが、デバイスに不具合が発生している場合や回線が混み合っている場合もあります。
包括的にWi-Fi環境を見直して、よりよい方法を選ぶことが重要です。Wi-Fiのインターネット回線を見直すのは簡単な方法の一つです。インターネット回線に不満がある場合は、ぜひ乗り換えも検討しましょう。
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